一日の始めと終わりに、オンオフが切り替わる。そんな洗面所をつくろう

一日の始めと終わりに、オンオフが切り替わる。そんな洗面所をつくろう

朝目覚めた後に最初に立ち入る空間、それが洗面所です。眠たい目をこすりながら顔を洗ってスッキリしたら、今日も一日始まるぞ! とオンモードになるそんな場所ですよね。また夕方帰宅した後、手洗いからそのまま一日分の埃と汚れを流したら、ホッとオフモードへ。ゆったりとした気分に切り替わって家族の団欒の時間を迎えられるようなそんな場所でもあります。今回は、気持ちよくオンオフの切り替えが出来る洗面所のアイデアを見てみましょう。

1.大きな鏡と横長のカウンターのある洗面所で、マイペースに身支度を

大きな鏡と横長のカウンターのある洗面所で、マイペースに身支度を

朝の忙しい時間帯は家族の中でも洗面所の取り合いになることも少なくありません。そこでこちらの事例のように、横長にカウンターを設け、鏡も壁一面に設置することによって、水道を使う人と身支度をする人が並んで使う事が出来ます。これだと順番を待ってイライラすることもなく朝の時間をゆったりと過ごせます。また、すぐ横を見れば庭の緑を眺めることが出来て気持ちも穏やかになりそうですね。

2.シンプルな洗面所には暖かさを感じる工夫で気持ちにゆとりを

シンプルな洗面所には暖かさを感じる工夫で気持ちにゆとりを

白一色の洗面所はシンプルにスッキリとまとまりますが、反面冷たい印象を受けることもあります。そんな時はこちらの事例のように、洗面所のカウンターや収納の棚に木材を採用してはいかがでしょうか。シンプルな中にも木の暖かみを感じて気持ちもゆったりとするでしょう。また必要なものを全て設置したとしても、少しでも開口部を設けることで自然光を感じることができ、気持ちもシャキッとするのではないでしょうか。

3.洗面所には疲れた体と心を癒してくれる、暖かい照明を設置しよう

洗面所には疲れた体と心を癒してくれる、暖かい照明を設置しよう

一日中、真っ白な蛍光灯の下で仕事をした後では脳も緊張感最高潮の状態で帰宅していることでしょう。そんな時に、洗面所の暖かな色味の照明が灯る空間で、手洗いうがい、洗顔などをしているうちに、自然とリラックスしてくる気がします。また、洗面カウンターや窓枠、収納棚は木材を使用し、床も暖色系の床材を使用することで、洗面所の空間全体が優しく照らされ目にも優しい空間になっています。

洗面所は、家族の一日の始まりと終わりの気持ちの切り替えに、とても重要な空間だという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。それ以外にも洗濯や家事室としての役目もある、多目的なスペースでもあります。それぞれの家族のライフスタイルに合わせて、シミュレーションしながら洗面所を計画するのが大事なことですね。