2022.1.11

庭や外構までトータルでデザインされたワンランク上の暮らし

庭や外構までトータルでデザインされたワンランク上の暮らし
NISHIO-KOUMUTENが目指すのは、デザイン性だけでなく住み方や生き方を考えた家づくり。外観と一緒に見える木や窓から見える庭の緑が日々の暮らしの質を高め、緑と共に家が成熟していきます。家はもちろん、庭や外構までトータルでデザインし、ワンランク上の暮らしをご提案いたします。「家」と「庭」があってはじめて「家庭」と呼ぶことができると言えるのかもしれません。

外構デザインは、作り方によっては家の内部と同じように家族の暮らしを豊かにしてくれます。そしてだんだんと毎日お手入れしたくなるような愛着のある場所となっていくのではないでしょうか。前回に引き続き、今回も印象的な外構デザインの事例をお伝えしていきます。

1.外構の工夫で、パブリックとプライベートを分ける

1.外構の工夫で、パブリックとプライベートを分ける

こちらは、店舗併用住宅になっています。正面向かって右側が店舗の入り口。左側にグレーの壁がありますが、その壁の奥に住居用の玄関があります。店舗としては、オープンにしてお客さんから良く見えるように、そして入りやすいようにする工夫が必要ですし、居住用としては、プライバシーの確保も重要になってきますので、それをデザインでうまく実現した例と言えますね。壁が前面に配置されていることによって正面から直接住居用の玄関は見えませんが、店舗用の出入り口と住居用の玄関の間にシンボルツリーが植わっていて、それがまた、個と公のエリアを分ける役目もしています。目隠しの役目もありつつ、開放感も保つためにはちょうどいい境界線の作り方です。
カット席ごとに雰囲気を変えた植栽

店舗の周りにはカット席ごとに雰囲気を変えた植栽が植えられています。お客さまの雰囲気に合わせたカット席にご案内していただけるそうで、何度も来店したくなるような工夫がたくさん。
夜のライットアップ

夜のライットアップも美しく、昼とはまた違った雰囲気が楽しめます。

2.ウッドデッキをオープンにすることで、みんなが楽しめる家になる

ウッドデッキをオープンにすることで、みんなが楽しめる家になる

コンクリートに木目の美しい模様をつけた塀が印象的なこちらの事例。家の正面にウッドデッキを設けたオープンな作りの外構は、家族だけでなく、周りの人たちみんなが訪れやすいフレンドリーな雰囲気を持つ家にすることが出来ます。芝生を植えることでウッドデッキから芝生部分までリビングから連続した広いスペースのように使う事も出来ますね。また、オープンなウッドデッキは来客が気軽に立ち寄れるスペースでもあり、それ以上お客さんを内部に入れなくても済むようないわば緩衝地帯のような役目もあり、家族のプライベートな暮らしと緩やかに区切ることもできます。
裏側にも芝生と飛び石が配置

上の写真は家の裏側です。裏側にも芝生と飛び石が配置されてシンプルながらも可愛い雰囲気の外構ですよね。裏庭は家族で楽しんで、正面の庭は周囲のみんなにも楽しんでもらうという豊かな使い方のいい実例ではないでしょうか。

3.素朴な温かさを感じられるモダンな印象の外構

クリーム色とホワイトのツートーンカラーの配色

素朴な温かさを感じられるモダンな印象の外構

クリーム色とホワイトのツートーンカラーの配色が明るい印象を与えるこちらの事例。飽きのこないシンプルで機能的なデザインでありながら、素朴な温かさを感じさせてくれます。ドアまでのアプローチも、ベージュのタイルが柔らかく優しい雰囲気を作っています。そして玄関のすぐそばには、鮮やかな緑のシンボルツリーが。家を建てる際は、雰囲気に合う、大切な家族と一緒に成長を見守って家と共に経年変化を楽しめるような木があったら素敵ですね。季節を感じ、癒しをくれるグリーンは、住む人だけではなく、訪れる人まで癒してくれそうです。

リビングからの外部空間へのアクセスとしてウッドデッキを外構の緩衝地帯として利用する例や外構のデザインで店舗と住宅を区分した事例など、ライフスタイルによって、外構デザインも大きく変化していくことがお分かりいただけたのではないでしょうか。是非この機会に、ご家族の暮らしに合わせた外構デザインについて考えてみてはいかがでしょうか。

2021.12.14

家の中はもちろん、家の外にも愛着を持てる外構デザインにしよう

NISHIO-KOUMUTENが目指すのは、デザイン性だけでなく住み方や生き方を考えた家づくり。外観と一緒に見える木や窓から見える庭の緑が日々の暮らしの質を高め、緑と共に家が成熟していきます。家はもちろん、庭や外構までトータルでデザインし、ワンランク上の暮らしをご提案いたします。
「家」と「庭」があってはじめて「家庭」と呼ぶことができると言えるのかもしれません。

1.シャープな外観デザインの自然との共生を感じられる庭

1.シャープな外観デザインの自然との共生を感じられる庭

黒と白で統一された、シャープな外観のお庭。テーマは「自然との共生」。あえて作りこまず、自然をそのまま持ってきたような世界観です。また、シャープな色使いやデザインの場合は冷たい印象になりがちですが、こちらのお宅では外構に緑が沢山植えられていることで、優しくホッとする印象が強くなっています。

箱庭がデザインされています
また、外観からは分かりませんが、壁の内部にはこのような箱庭がデザインされています。外から見えないというところが、訪れた人にはちょっとしたサプライズ感がありますし、センスを感じるデザインの工夫ですね。また、家の内部に近い空間ですので、お手入れがしやすいというメリットもあるでしょう。

2.トータルで家の印象がデザインされた外構

2.トータルで家の印象がデザインされた外構

緑が美しい植栽がバランスよく配置されている

家の外観はスタリッシュでありながらもシンプルなこちらの事例。緑が美しい植栽がバランスよく配置され、トータルで家の印象がデザインされてたこちらの玄関。反対側にあるリビングの方にウッドデッキや庭を設け、玄関側はあえてシンプルなトーンでまとめています。正面から見ると窓もミニマルで、訪れた人にとっては、内部がどのようになっているのかと興味を引かれる外観と言えそうですね。木製のドアもアクセントとなり、温かみを感じさせてくれますね。玄関から行き来する度に、季節の移ろいや木々の成長など日頃から緑を感じる空間が実現します。

3.イングリッシュガーデンのように自然の草花を取り込んで楽しむ

3.イングリッシュガーデンのように自然の草花を取り込んで楽しむ

敷地に余裕がある場合や、周辺環境が建て込んでいない場合などの好条件の敷地の場合にはイングリッシュガーデンのように植栽の他に野草や自然に生えてきた植物なども楽しんでみてはいかがでしょうか。こちらのお宅ではリビングに面してウッドデッキを配していますので、アウトドアリビングのようにそのまま一体感を持ってウッドデッキで過ごすことが出来ます。そしてウッドデッキが自分たちで植えた植栽や、その周りの自然を楽しめる場所となります。四季を豊かに感じることが出来ますよね。
そして、なんと言っても人目を引くのは、庭の真ん中に植えられたシンボルツリー。1本の木をシンボルツリーとして植えるだけで、庭の雰囲気をガラリと変えてくれます。

家づくりにおける外構の考え方にも色々なものがあります。外部に対して閉じたいのか、オープンにしたいのか、オープンにした場合には家族のプライバシーはどう考えるのか、など家族の形が様々なように、外構の作り方も実に多様です。
今回は、緑溢れる外構の事例を3つご紹介いたしました。次回も魅力的な外構デザインの事例をお伝えしていきます。

2021.11.30

家族と一体感のある、キッチンの作り方

家族と一体感のある、キッチンの作り方

一日の中で一番家族が一緒に居られるのは、平日であれば学校や仕事から帰って来た夕方から夜の時間と言えるでしょう。
帰宅後お腹を空かせた子ども達は、夕食の準備の香りに誘わて自然とLDKに集まってきます。最近はリビング学習という習慣も浸透してきました。やはりダイニングやリビングに家族が集まってくることが多くなります。そんな時に、キッチンとダイニングとリビングの関係において、キッチンで食事の準備をしているお母さんと、リビングやダイニングで過ごす子供たちやお父さんとのコミュニケーションがスムーズにいく配置のアイデアを考えてみましょう。

1.キッチンを下げることで、リビング側に居る家族との目線を合わせる

キッチンを下げることで、リビング側に居る家族との目線を合わせる

十分食事がとれる奥行きのあるテーブルのあるカウンターキッチン。カウンターキッチンは前に座っている人と対面になれることでコミュニケーションが取りやすい作り方ですが、もう一工夫することでさらに家族の対話が生まれる仕掛けがあります。
こちらのお宅では、キッチンの床を一段下げて作ったことにより丁度座った人と、キッチンで立って作業をする人との目線が合うようになっています。普通のカウンターキッチンですと、立っている側がどうしても見下ろすような形になるので、会話を続けるには少し疲れてしまうことも。同じ目線であれば今まで以上に会話が弾むこと間違いなしです。

2.キッチンは家族の司令塔ポジションになる

2.キッチンは家族の司令塔ポジションになる

キッチンの奥にダイニングがあるこちらの事例。料理をしながら子供たちの勉強をみたり、家事をしながら家族のコミュニケーションに参加することができ、お互いに寂しさを感じにくいつくりと言えるでしょう。またキッチンに段差をつけ2段上にあげることで、キッチンを中心としてダイニングとリビングで、それそれに過ごす家族の様子を見ることができるのも嬉しいところ。まるでキッチンが家族の司令塔のような役割をしていますね。

3.リビングの床を上げるという、逆の発想

リビングの床を上げるという、逆の発想

先ほどまでにお伝えした2つの事例はどちらもキッチンの床を他の空間と高さを変えるものでした。今回の事例はその逆の発想で、リビングの床を上げたものになっています。通常の配置であっても、キッチンとダイニングが一体空間となり、リビングは距離的にも離れた配置になることが多いですが、リビング側が一段高くなっていることによって、キッチンで作業をしていても、ダイニングの空間に邪魔されることなくリビング側が見やすいという事が言えます。ダイニングやリビングに居る家族に対して声を掛ける時に、目線の高さを変えることによって、リビング側に居る家族にも声が届きやすくなるでしょう。実際の距離より近くでコミュニケーションが取れる仕掛けと言えます。

今回ご紹介したキッチンの作り方は、キッチンで作業をしている家族と、ダイニングやリビングで過ごす家族と、どのように円滑なコミュニケーションが取れる工夫が出来るのかという事を見ていきました。空間に段差を設けることで目線の位置が変化することが分かって頂けたと思いますが、その変化の付け方も、それぞれの家族の生活習慣によって変わってくると思います。是非自分たちの家族ならどうしたいか、考えてみるのもよいかもしれませんね。

2021.11.11

住む人に開放的な暮らしと、美しい街並みを作る外観デザイン

住む人に開放的な暮らしと、美しい街並みを作る外観デザイン

外観は車で通り過ぎる人や家を訪れる人がその家を目にする、いわば第一印象を与える大事なポイントです。素敵な外観を持つ家を見ると、どんな暮らしをしているのかな、中を見てみたいなと思いますし、その家の前を車で通る時などに嬉しく感じることもあります。また、カッコいいデザインの家はどうしても注目を集めるものですが、住む人にとっては遠慮のない視線はなるべくカットしたいという思いもあるでしょう。今回はデザイン性も高く、プライバシーの確保も出来る外観という観点で実例を見ていきましょう。

1.デザインの力で、カーテンのない開放的な暮らしが実現

1.デザインの力で、カーテンのない開放的な暮らしが実現

近くに幹線道路が通るという敷地条件でありながら、奥行きのあるインナーバルコニーと腰壁を設けることで、2階のリビングやダイニング空間まで外部の視線にさらされることがありません。また、1階の窓も白い塀があり、外からは中が見えない作りになっているので、家のどこにいてもカーテンの必要がない開放感のある空間が出来ました。また奥行のあるインナーバルコニーはその居住性もとても高く、天候に左右されることなくバーベキューなどのアウトドアライフを楽しむことが出来ます。シャープな片流れ屋根にダークグレーのシックな外観に、家の下部には白を持ってくることでシンボルツリーと相まって爽やかさも演出されています。

2.敷地に対して斜めに配置することにより、ダイレクトな視線をカットする

2.敷地に対して斜めに配置することにより、ダイレクトな視線をカットする

家を建てる時にはその土地の条件をよく読み取ることが重要になってきます。光や風が一日を通して、また一年を通してどのように入ってくるのかによって、最適な開口部や壁の位置が決まってくるのです。さらに前面道路がどの方角なのか、周囲に家はどのぐらいの距離感で建っているのかなどの条件により、どのくらい外部に対してオープンな外観にするのか等も考えなければいけません。こちらのお宅も敷地に対して斜めに配置することで、周囲からのダイレクトな視線をカットしつつ自然光を家の中に取り込むことが出来、明るい空間を作ることに成功しました。

3.インナーバルコニーは壁の高さを調節して開放感とプライバシーを確保

カウンターキッチンとダイニングキッチンのすぐそばに、大きな履き出し窓とバルコニーが設置されているこちらの事例。明るい空間で気持ちよく家族の団欒が出来そうな開放感たっぷりの空間が広がっています。そのバルコニーには2階のバルコニーの壁と一体になった壁が立ち上がっていて大開口ながらプライバシーはきちんと確保されています。また、壁の一部に開口部を設けることで、閉じ過ぎないバルコニー空間に仕上がっているので明るさはきちんとキープ出来ているのも大事なポイントです。白い壁と、バルコニーの壁の濃いグレーのコントラストが外観デザインを引き締めています。

外観は、特にデザインだけに目が行きがちですが内部空間から大きな影響を受ける要素も多くあります。内部空間をデザインしながら、敷地の条件を良く読み、住む人が快適に気持ちよく過ごせつつも、デザイン性を上げていくという事がポイントになって行くのではないでしょうか。敷地に余裕がある場合は、外構や駐車スペース等も一体でデザインすることで統一感のある外観スタイルが完成するでしょう。

2021.10.25

家族みんながそれぞれの使い方を楽しめる、フリースペースという空間

家族みんながそれぞれの使い方を楽しめる、フリースペースという空間

家の中にはリビングなどのパブリックスペースと、寝室や子供部屋などのプライベートスペースがありますが、大体がその部屋の役割と使い方が決まっていますね。でも最近は敢えて役割を決めずに自由に使える「フリースペース」という空間を作る事例が増えてきています。家族が各個室に閉じこもってではなく、リビングで皆と過ごしながらでもなく、自分のしたいことを自分のペースでやりつつ、家族の雰囲気を近くに感じることの出来るスペースとして使う事が多いようです。では早速どのように使っているのか見てみましょう。

1.ヌックと言う名のフリースペースをご存知でしょうか?

1.ヌックと言う名のフリースペースをご存知でしょうか?

ヌックとは元々スコットランド語で「小さくて居心地のいい場所」と言う意味です。スコットランドの建築用語ですが、最近はこのヌックを日本の家づくりに取り入れる人が増えているようです。敢えてスペースを作るというよりは、リビングの一角や普通ならデッドスペースになりがちな空間を家族がくつろげる場所としてデザインするというものが多いようです。誰のためのスペースでもなく、家族が使えるこじんまりとした空間という事では現代のフリースペースの新しいスタイルと言えますね。

2.書斎だけど、みんなが使えるフリースペースでもある

2.書斎だけど、みんなが使えるフリースペースでもある

こちらのお宅は、1の事例と同じお宅ですがフリースペースがいくつもあり、個々人が自分の部屋に閉じこまらないよう、用途やその日その時の気分に合わせたフリースペースを選択できるようになっています。家族の気配を感じながらも、自分の時間を堪能できるので飽きることなく使えますね。

こちらの事例は、スキップフロアを利用したオープンな作りになっています。お子さんが宿題や読書をしたり、ピアノの練習をしたり、時には家族を感じながらのワークスペースにも重宝しそうですね。

3.ミニキッチンのあるフリースペースは、ついつい長居してしまいそう

3.ミニキッチンのあるフリースペースは、ついつい長居してしまいそう

こちらはリビングの延長線上にあるフリースペースです。目隠しの壁の向こうにあるのでおこもり感はありつつも完全には閉ざされていない、家族との距離感も丁度いい空間です。このフリースペース内にはミニキッチンまで付いているということです。仕事中や勉強中にちょっと休憩したいなぁと思う時にLDKエリアまで行くと、ついつい休憩が長引いてしまいそうですが、フリースペース内にミニキッチンがあれば、お茶の用意をしてすぐに作業に戻れますので、集中が途切れることなく快適に過ごすことができますね。

4.通路の一角を利用したフリースペース

4.通路の一角を利用したフリースペース

こちらのお宅のフリースペースは廊下の一角にあります。自室でどうも調子が出ないなと言う時にも、廊下へ出てすぐにこのようなスペースがあれば、気分を変えて過ごすことが出来そうです。しかも廊下とは一段下げて作ることで別空間として気分の切り替えもしやすいでしょう。また、他の家族も声を掛けやすいというメリットも。椅子もたくさん置いてありますが、コーナーをうまく使って配置されているので向きを変えて座ることでそれぞれが集中出来るスペースになっています。

今回はフリースペースの色々な作り方をご紹介いたしました。特別なスペースという訳ではなく、部屋や通路、階段のある空間の一部にごく自然に配置されている事例が多かったと思います。この配置の仕方は毎日の動線の中で自然にみんなが利用したくなるような作り方であると言えるでしょう。個室ではないので、誰のものでもなく、自由に使える空間と言うのは、みんなにとって個室プラスアルファの空間という事でお得な感じもしますね。