2021.10.1

いつも一緒に居たいから、カウンターキッチン

いつも一緒に居たいから、カウンターキッチン
 
家の中のメイン空間となる、LDK。その空間構成のバリエーションは実に多様です。キッチンは料理作るという役割のある場所ではありますが、家族の健康な体や生活の基礎となる大事な空間でもあります。平日は家に居る時間が限られていますが、その中でも料理を作る時間と言うのは結構な割合を占めるもの。その時間も家族の顔を見ながら、会話をしたり一緒に作業をしたりしたいと思われるなら、カウンターキッチンがおすすめです。
 

1.眺めのいいカウンターキッチンで、調理中も気持ちよく

眺めのいいカウンターキッチンで、調理中も気持ちよく
 
カウンターキッチンは、家族の方を向いて調理ができるというメリットはもちろんありますが、配置によっては、窓の外の風景を見ながら作業ができることもあります。一日の始まりに窓の外の景色を見ながら、今日の天気や気温を感じることができるので、一日のメニューを考えるのにも役に立ちますね。こちらの事例ではダイニングテーブルがキッチンの横並びに配置されているので、動線が直線となり、作業がしやすい配置になっています。またカウンターキッチンの手元が隠れるように壁が立ち上がっているのでリビングや和室から生活感を感じないというのもポイントですね。
 

2.オープンで開放的なカウンターキッチンは一体感アップ

オープンで開放的なカウンターキッチンは一体感アップ
 
カウンター部分が広い、オープンなタイプのカウンターキッチン。カウンターの前にはスツールも置かれ、忙しい朝はカウンターで各自食事を取ることも可能です。カウンターで食事がすむとその後の片づけも楽ですね。ゆっくりと時間が取れる夕食や休日の食事にはカウンターキッチンの前に設置された大きなダイニングテーブルで食事の時間を楽しめます。オープンな作りになっているので家族も手伝いがしやすい作りと言えるでしょう。ただ、火元周りは隠されているので、油が飛ぶという心配もなく、日々の掃除の面でもこういった作りはメリットがあるでしょう。
 

3.カウンターキッチンは収納としても使えば空間の有効活用に

カウンターキッチンは収納としても使えば空間の有効活用に
 
カウンターキッチンの目隠し壁は収納を一体化するとさらに便利に使えます。キッチン周りにはとにかく小物が多く、しまう場所に困るものもたくさんあります。腰壁と一体にすることで、目立たずお洒落に収納を作ることができますね。扉を付けることで目隠しになりますし、埃も付かずに収納が出来ます。こちらの事例では坪庭の側にキッチンとダイニングテーブル、その向かいにはペニンシュラ型のカウンターキッチンが配置されています。ダイニングは坪庭の季節の移ろいを眺めながらお茶を飲んだり、ゆったりとした時間を過ごせる癒しの空間となっています。
 
今回ご紹介したカウンターキッチンは、家族の方を向いて作業ができて、家族の一体感がアップする作りであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。カウンターキッチンのいいところは、どこまでオープンにしてどこを隠したいかという作り分けがしやすいという事もあります。カウンターキッチン+造作家具であなただけのオリジナルキッチンを作ってみるというのもいいですね。